トップページ > > 肌に沁みる脱毛クリーム

肌に沁みる脱毛クリーム

タオル、石鹸、お湯そしてカミソリ。
母や祖母が定期的に自宅のダイニングテーブルでで顔剃りをするのを見て育ちました。祖母は、「顎に一つ伸びやすいヒゲがあってね」などと笑いながらお湯で固形石鹸を溶いて顔に塗り、ゆっくり鏡を見ながら手際よく剃っていき、仕上がると、彼女達の肌は一つ皮が向けたように透き通って見えた記憶があります。

高校に入ってからは人の目が気になるようになり、自分の顔の部分的に生えた濃い産毛をどうしようか、と思案したものです。
母たちのように道具を揃えて剃るには、カミソリを使わなくてはならず、顔を切ってしまったら怖いな、と感じてしまい、「なんか簡単な方法ないかな」と思案していました。当時、クラスの友達の中には腕や足のムダ毛処理流行っていて、クリーム、ワックスや脱毛テープなどの情報は耳にしていたのですが、顔の産毛に関してはあまり話題に上らず、私が「そのクリーム、顔に使える?」などと訊くと、みんな笑って「やらなきゃいけないならやってみれば?」と言います。
実際は脱毛クリームは顔に使ってはいけないものでした。

が、友達のコメントを「使える」と勘違いした私は、薬局で安い脱毛クリームを購入し、早速自宅で使ってみることにしました。

まずは箱を開け、説明書をざっと目を通しました。「顔や粘膜部分には使用しないように」とありました。
「粘膜部分」の意味がわかりませんでしたが、「口や目」には入らなければいいのだろう、と考えました。

食事が終わった後、軽く顔を洗い自室に入りました。
学習机に化粧鏡を立て、自分の産毛の濃い部分を確認した後、クリームの蓋を開けました。

異様にすえた匂い。

これ塗るの?と思いましたが「部分的だから」と思い、口の周りに塗り始めました。

匂いに耐えながら5~10分待つという説明。
しかし、2、3分もすると口の周りが「かーっ」と熱い感触が。

我慢することさらに2分ほど、いよいよ我慢できなくなりティッシュで塗ったクリームをふき取るとその下が赤く腫れ上がっていました。

原因は強いクリームだったことと、もともとアレルギーがあったためクリームの薬品に中った形になりました。
焼けるようにヒリヒリするため、顔を洗いに行きましたがすぐに収まらず、濡れタオルを当てて過ごし、結局反応が収まるまで数時間掛かりました。

もちろん脱毛の効果は得られませんでした。

次の朝もたくさん塗った顎のあたりが赤くなっており、登校をためらったほどでした。人目が気になるからと行った脱毛がアダになった失敗でした。

みんなのムダ毛処理失敗談

ジャンル一覧

ムダ毛処理 みんなの声