皆さんは朝のスキンケアについて正しくできていると思っていますか?
今回は朝についついやってしまいがちなスキンケアの落とし穴について解説していきます!
まず最初に解説していくのは「洗顔」について。
肌フローラとの関係も詳しく深掘りしていくのでよかったら最後まで読んでみてくださいね。
ゴシゴシ洗顔フォームで顔を洗っている人、要注意です
朝にガッツリ洗顔フォームで顔を洗っている人や朝シャンでゴシゴシ体を洗っている人!
その行為、非常にもったいないです!!
実は肌には「肌フローラ」と呼ばれる常在菌が顔だけでも「約200億個」存在しています。
全身には約1兆個も存在していて、「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3つの役割を持った菌がいます。
●善玉菌…「美肌菌」呼ばれる菌で肌が弱酸性の時に活発に働き、悪玉菌の働きを抑え肌のバリア機能の強化、潤いをキープする役割を持つ。
●悪玉菌…肌がアルカリ性に傾くと活発になる。匂いやかゆみの原因になる菌でアトピー性皮膚炎の人や乾燥肌、敏感肌の人に多く生息している。
●日和見菌…肌フローラの70%が日和見菌で善玉菌、悪玉菌の多い方の味方をする。増えすぎるとニキビの原因に。
このように美肌になるためにはこの肌フローラが深く関係しています。
また洗浄力の強い洗顔フォームなどで顔を洗ってしまうとほとんどの常在菌が落ちてしまい、増殖するのに早くて15分ほど時間がかかります。
ですがこの15分というのは肌が健康である人が「弱アルカリ性の純石鹸」を使った場合です。
長い人だと12時間かかってしまうことも。
朝の忙しい時間に肌フローラの増殖なんて待ってられませんよね。
また善玉菌は毛穴や角質層、日和見菌は毛穴の中に存在しています。
洗顔フォームを使った場合は落ちてしまいますが、水洗顔(冷たい水だと逆に皮脂が固まってしまう可能性があるのでぬるま湯をおすすめします。)のみだと善玉菌や日和見菌はそのまま肌に残ることができます。
せっかく夜のうちに増殖した常在菌が朝の洗顔によって落ちてしまうのを防ぐためにも朝は水洗顔(ぬるま湯)のみにしたり、拭き取り用化粧水を洗顔の代わりに使ったりするのをおすすめします!
おすすめの拭き取り用化粧水
拭き取り用化粧水のメリットは寝ているときに付着した余分な皮脂や汚れ、ホコリ、角質などを取り除きつつ「化粧水としての保湿」の役割も担っていることです。
忙しい朝は洗顔、保湿を一本で完結してくれる拭き取り用化粧水を使って簡単にスキンケアを完了しちゃいましょう!
ビオデルマ(BIODERMA) サンシビオ H20 (クレンジング)
フランス発のスキンケアブランド。
肌に優しい使用感で皮膚科医から処方されるスキンケア商品として広く愛用されています。
クレンジングウォーターですが朝の拭き取り用化粧水としても使うことができます。
CHANEL ル ブラン プレローション
朝からシャネルを使うとそれだけで女子力が上がった気分になりますよね。
古い角質や皮脂を取り除きつつ透明感のある肌へ導いてくれます。
朝晩使うことでフラットなつるんとしたたまご肌に。
美人ぬか(BIZINNUKA)拭き取り化粧水
1894年に創業された日本の老舗スキンケアブランド。
肌に潤いを与えてくれる米ぬか、角質を柔らかくしてくれるフルーツ酸、ハトムギなどの天然由来成分配合で顔だけでなくひじやひざ、かかとなど古い角質がたまりやすい部分にも使えます。
ネイチャーコンク 薬用ローション 200ml
普通の保湿タイプととてもしっとりの2種類があり、自分の肌に合わせて選ぶことができます。
肌に優しいアルコールフリーなのも嬉しいポイント。
使った後もつっぱらずもっちりしっとりとした肌に。
まとめ
いかがでしたか?
今回は朝の洗顔についてお送りしていきました!
朝の洗顔はサッパリするし、仕事や学校に向かうためのスイッチに入れ替えとして重要な役割を担っているかもしれませんが、お肌のことを考えた洗顔ができると良いですよね。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
次回は「スキンケア商品」について解説していきます!