《問題提起》【美容業界の本音】恐怖政治と一緒の美容業界

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《問題提起》【美容業界の本音】恐怖政治と一緒の美容業界

今回は前回の記事の派生で人材教育について少し離していこうかなと思います。

若者が美容業界から離れる原因の一つとして「尊敬できる先輩やメンターがいない」というのが最大の原因なのではないかなと思っています。

こちらをすこし深掘りしていきますね。

前回の記事もチェック♡↓↓

https://mslabo.net/columns/314

 

怒られるのが仕事の新人

 

「新人のうちは怒られているのが花」とよく言われて育ちました。

そして私の新人時代は先輩にたくさん怒っていただきました。

今思えば私は「かなり使えない新人」の部類だったと思います()

なぜかというと仕事に責任感というのを1mmも持っていなかったからです。

どちらかといえば「仕事に責任を持つ」というよりも「先輩になるべく怒られないようにする」というのが私の仕事のベクトルでした。

なので「先輩が仕事をやりやすくするにはどうしたらいいんだろう?」と考えるよりも「先輩に怒られないようにするにはどう動いたらいいんだろう?」と常に考えて仕事をしてきていました。

もちろんこんな考え方では最低限のことはできるようになるけれど、「よりよく仕事をする」という意味では全くプラスに働きはしませんよね。

 

「尊敬」はしていたけれどやっぱり「怖かった」

 

なんでそんな仕事のベクトルだったかといえば多分この見出しが真実です()

尊敬」よりも「恐怖」のほうが勝っていました。

なので自分が恐怖体験をしないための「自己防衛」の策として仕事をしていました。

多分美容業界だけでなくどこのブラック企業でもこれと同じことが言えるのではないかと思います。

だから「使えない新人」が増えるのです。

なので私は後輩に怒るということはよっぽどのことがない限りしません。

「怒る」→「怒られてへこむ」→「気が散漫になる」→「仕事のパフォーマンスが落ちる」といったパターンが9割くらいの確率で起こるためです。

もちろん「恐怖」よりも「尊敬」が勝てばきっと怒るというスタイルでも十分教育としては成り立つかと思います

私のヘアメイクの師匠である田村俊人さんの下で働いているときは後者のパターンでしたのでどれだけ怒られてもある意味向上心を持って現場に挑むことができました。

師匠とのエピソードもこちらに載っています(笑)

ぜひチェック♡↓↓

https://mslabo.net/interviews/296

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は人材教育について少し述べていきました。

次回もこの続きで「責任感を持たせるためにはどうすればいいのか?」を私なりの見解で述べていきたいと思います。

お楽しみに。